ストーリー
ある日、幻想郷中に神霊が湧き出した異変。
その異変は博麗の巫女を始めとする幻想郷の有力者達によって解決されたものの、
幻想郷には未だ、異変によって発生した神霊達が数多く残っていた。
神霊にはある特性があった。
神霊はその大きさに応じて、吸収したものに一種の生命エネルギーを与え、
一定量のエネルギーをそのものが溜め込むとトランス状態になるのだ。
これにより、神霊を吸収した妖怪がトランス状態になって凶暴化する騒ぎが、度々引き起こされていた。
幽霊楽団のプリズムリバー三姉妹は、騒霊という種族であり、
霊体で構成された体は、神霊の影響を受けやすい。
そのため、異変発生時から、三人は住処の廃洋館から出ないようにしていた。
しかし、神霊の量は減るどころか、異変解決後も相変わらず幻想郷中に蔓延っている。
このままでは楽団の活動に支障が出てしまう。
そこで三人は、自発的にこの神霊達を駆除する事に決めた。
キャラクター
リリカ・プリズムリバー

プリズムリバー三姉妹の三女。本作の自機キャラクターであり、主人公。
三姉妹(プリズムリバー楽団)のコアとなる存在で、灰汁の強い姉達のまとめ役的存在(自称)
あなたは彼女を操作しながら、頼りがいもあり、頼りなくもある「
人生の先人達」の力を借りつつ、敵を倒していきます。
ルナサ・プリズムリバー

プリズムリバー三姉妹の長女。プリズムリバー楽団のリーダー。
彼女のバイオリンから発せられる鬱の音は、聞く者の精神を暗くさせるが、
それを放つ本人は、別に鬱な性格という訳ではない。ただ、意欲的という訳でも無い。
メルラン・プリズムリバー

プリズムリバー三姉妹の次女。プリズムリバー楽団の花形。
いつも明るく楽しくハッピーをモットーに躁の音を振りまく、三姉妹の行動派。
ポジティブな思考や前向きな性格の持ち主だが、時々、行き過ぎたそれが思わぬトラブルを引き起こす事もある。
蘇我屠自古

ある目的のために神霊廟の外に出向いている亡霊。
元は神霊廟の豊聡耳神子と物部布都と同様に戸解仙を目指していたが亡霊となった。
今回は、なにやら神霊達を集めているようだが……
鳥獣伎楽(ミスティア・ローレライ&幽谷響子)

森の中で楽曲練習をしていた、妖怪ガールズパンクバンドグループ。
音楽の練習のために近所迷惑にならない場所を求めて森の中を見出したが、
今回、不幸にも、たまたま通りすがったプリズムリバー三姉妹の鼓膜に迷惑を掛けてしまう事になる。
(騒霊に鼓膜があるのか、というのはさておき)
小野塚小町

三途の川の渡し守……のはずが、今は人里でのんびりサボり中の死神。
彼女といえばサボり、サボりといえば彼女と言うほど、サボりに定評のある彼女だが、腐っても死神である。
果たして、迷える騒霊プリズムリバー三姉妹に、死神としてどのような対応を取るのか、注目が集まる。
ステージ紹介
Stage1

プリズムリバー邸を出てすぐの平原を往く三姉妹。
三人の前に現れたのは、たゆたう大量の神霊達と、それを"利用"しようとする者。
Stage2

森の中を進む三姉妹だが、ゆくあても無く若干迷走気味?
そんな彼女らに、大変「声がデカイ」存在が現れたようだ。
Stage3

情報収集を目的に人間の里へ立ち寄った三姉妹。
しかし、ここにも神霊が現れてそれどころでは無さそう。
迷走する彼女らにヒントを与えたのは……三姉妹の種族を考えれば、実に「意外」な人物だった。
Stage4
ヒントを得た三姉妹は神霊が集う"ある場所"を目指しして地底を進む。
だがそこに現れたのは……
Stage5
忠誠か、共謀か、利用か、それとも……
Stage6
「初めに聞こえたのは――『内側の声』
のんきな住人たちの他愛のない玉虫色の願い事。
だが、その次に聞こえたのは――『外側の声』
絶望的な現状を覆す力を持つ"強い施政者"を求める声だった」